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乳酸と乳酸菌は同じなのか

乳酸や乳酸菌という言葉を乳製品の宣伝等で見ますが、違いについて説明できる人は少ないものです。

そこで今回は、乳酸と乳酸菌について説明します。
まず、乳酸は人の運動等を起因にして発生し、蓄積する有機化合物です。
効果、効能としては昔から乳酸が蓄積されると筋肉疲労の回復が遅くなるといわれてきましたが、その後の研究によって回復効果があると分かっています。

次に乳酸菌は乳酸を代謝によって生成する細菌全ての総称です。
ですから、乳酸菌は化学物質である乳酸とは全く異なります。

乳酸菌は俗にビフィズス菌と呼ばれ、乳酸と酢酸を生み出すビフィクトバクテリウム属、大腸等に存在しているエンテロコッカス属、「ヤクルト菌」や「LCS」が属するラクトパラシス属、乳製品やそれらを発行した物にあるラクトコッカス属、ピクルス等から分離するペディオコッカス属、ザワークラウトから分離するリュ―コストノック属の主に6つの属性で分けることができ、乳酸菌の効果として有名な消化器系に効果があるのはラクトバラシス属やビフィクトバクテリウム属の乳酸菌です。

効果、効能としては前述の通り、乳酸菌が属している種類によって効果が変わりますが、主に食品の発酵の手助けや腸内環境の維持に役立っています。

また、主のラクトパラシス属で構成されるデーデルライン桿菌に限って言えば女性の膣の細菌に対して生体バリヤーとしての機能と菌の洗浄効果があるとされています。

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